外壁塗装の費用と相場

    
     

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念願の一戸建てを購入、あとは住宅ローンを支払って行くだけ、と思っている方も多いでしょう。ですが車も長く乗り続けるためにはメンテナンスが必要になりますが、家も同じようにメンテナンスは欠かせません。何年経過したらリフォームをして、と考える方もいますが、数十年後にリフォームする頃には、建物の劣化が激しくなりリフォーム費用も高くなってしまう事があります。
そういった家のメンテナンスの一つに外壁塗装があります。家で老朽化が進むところというと水周りなどがありますが、それよりももっと劣化してしまうのが外壁です。紫外線、雨、風、雪など毎日のように外壁はダメージを受けるもので、いくら外壁の質が良くなっているとはいえ、やはり劣化は避けられません。もちろん家を建てた時の業者や材質によっても異なりますが、通常新築してから7~10年くらい経過すれば外壁塗装を考えないといけない時期になってくるのです。
「外壁塗装って、塗料を壁に塗ればいいんでしょ」と安易に考え、費用を抑えるために自分だけでやろうとする方もいます。ですが、家の外壁を一人でやろうとすれば相当の時間もかかりますし、落下などの危険性も伴います。そしてひび割れなどを修復しないまま塗ったり、養生もせずにおこなえば、当然いろいろな所に塗量がついてしまいますし、仕上がりも決して綺麗とは言えないでしょう。また、近所にも塗料が飛んで迷惑をかける事もあります。ですので、やはり専門業者に依頼するのが一番です。
ただ外壁塗装を業者に選ぶ場合、やはり業者によって腕も違ってきますから、業者選びも慎重に行わないといけません。今は不景気のため、外壁塗装を専門としていない会社も、請け負う業者もでてきています。おそらく専門業者よりも安くできるでしょうが、素人に毛が生えた程度の技量でしょうし、知識も経験も豊富ではありません。そういった業者に依頼すると、結局すぐに塗装がはげてしまったりひび割れを起こしてしまうこともあります。
外壁塗装は、外壁がはげてきたから、雨漏りがしたからするというのはベストではありません。必ず劣化していくものですから定期的に行う事を考えておき、何かトラブルが起こる前にやっておけばいつまでも丈夫な家を維持できるでしょう。

外壁塗装をするタイミング

家を建てて、しばらくすると外壁塗装をしないといけない、と言われます。もちろん必要な事ということは多くの方が知っている事と思います。ですが、実際にどのタイミングでやればいいのか分からない、家を建てて間もないからあと10年は大丈夫でしょ、と根拠のない事を言っている方もいます。
では、実際、新築から何年目くらいで外壁塗装をした方が良いのでしょうか。また、どれくらいの周期で行うのがベストなのでしょうか。
外壁塗装のタイミングとしては、環境・気候、立地、使用している塗料によっても変わってくるので一概に何年とはいえません。よく、ひび割れや雨漏りなどが出たらやるべき、という方もいますが、そのように建物に不具合が出てしまってからでは遅いのです。湿気や雨などが建物内部が入り込まないためにするのが外壁塗装ですから、その前にやっておきましょう。
あくまで目安ですが、新築の場合、7~10年が目安と言われています。外壁塗装の周期ですが、これについては使用する塗料によっても耐久年数が変わってきます。耐久年数が長いものでは13~20年、短いものだと6~8年程度と言われています。もちろん目安ですからこれよりも長くなる事もありますし、短くなる事もあるので、あくまでも目安と思っておきましょう。
タイミングを見極めるためには外壁の点検をしてみるといいでしょう。ひび割れが出てきているようなら早急に外壁塗装をしなければいけません。ポイントとしてはチョーキングをチェックしましょう。チョーキングとは、外壁を触ってみて、白い粉が手についてしまう状態です。これは塗量の防水効果がなくなってきている証拠となります。これが出てきたら外壁塗装を考える時期となります。これを見極めるために、目安の期間よりも前に定期的に点検してみましょう。

外壁塗装の手順を知っておこう

よく、外壁塗装を自分でやりたい、自分でもできると思っている方もいます。もちろん絶対できないわけではないですが、ただ塗ればいいというわけではありません。外壁塗装には必要な手順があり、これを怠るとすぐにひび割れを起こしたり色褪せ、色むらがでてきてしまいます。また外壁塗装を業者に依頼するにしても、業者によっては手抜き作業、行程を省くところもありますから、それをしないためには自分自身でも一般的な手順を覚えておく必要があります。
外壁塗装を安全かつ確実に行うためには、しっかりと足場を組まないといけません。足場を組むスペースがないという家では無足場工法を使用するところもあります。その後、塗料などが近隣の家に行かないようにネット等で養生します。その後に高圧洗浄機を使用し、外壁の汚れ、古い塗料を剥がします。その後、もし外壁にひび割れなどがあれば、そこを埋める下地処理という作業が必要になります。
そして塗装を施さない部分に塗料がつかないように養生し、いよいよメインとなる塗装になります。とはいえ、これにも手順があり、下塗り、中塗り、上塗り、という順に塗っていくことになります。下塗りは外壁と塗料の接着剤的な役割があり塗量が剥がれにくくする役割があります。中塗りは塗膜を厚くし強度を高めるため、上塗りは見た目に美しさ、紫外線や雨、風から守るためにおこないます。
これで一通りの作業は終わり、養生、足場撤去で作業はすべて終了となります。

外壁塗装の施工期間は?

外壁塗装は一日は二日で完了するものではありません。今は休憩時間にコーヒーやお菓子を出したりすることも少なくなってきたので、家の方は何もしなくてもいいかもしれませんが、やはり家の外壁をおこなうため、どれくらいの施工機関になるのかを知っておいた方が良いでしょう。また、近隣住民の方にも伝えるために、ある程度の施工期間は知っておく必要があります。
一般的な外壁塗装の施工期間としては、早くても1週間~10日ほどかかり、もし屋根の塗装も一緒に行うという方は2週間くらいを目安と思っておきましょう。外壁塗装も手順があり、初日から塗り始めるわけではありません。初日は足場の組み立てや養生、2日目で外壁の洗浄、3日目で下地処理、そして4日目くらいから3日~5日ほどかけて塗装(下塗り・中塗り・上塗り)、その後1~2日かけて足場・養生の撤去、清掃をして終了となるのです。
施工期間は建物の規模によっても変わってきますが、業者の作業スピードによっても変わってきます。ですが、それでも天候等の理由により作業しない日を除けば、たいていはこれくらいの期間はかかります。中には施工期間が短い、そして施工費用も安いという事をアピールする業者もあるでしょう。全てがそうだとは言い切れませんが、そういう業者はどこかの手順を省いていたり、作業の手抜きの可能性も否定できません。また、施工期間を短くするためにいい加減な作業をされるかもしれません。ですので、あまり施工期間が短い業者は詳しくその内容をチェックしましょう。

一括見積もりを利用してみよう

外壁塗装をおこなう場合、まずその作業を依頼する業者選びが重要なポイントになります。訪問販売、電話などでセールスする業者もあり、そこについ頼んでしまうという方も多いのではないでしょうか。ですが、外壁塗装は非常にトラブルが多く発生しているものなのです。それは、専門業者でもないのに請け負ったり、高額の費用を請求されたりするケースがあるからです。外壁塗装はそう何度も行うものではありませんし、建物によって規模も違うため、実際自分の家の外壁塗装がいくらくらいかかるものなのかわかりません。業者のいい値で契約してしまうと、相場よりも高くなる事が多々あるのです。
そうならないためには、今は外壁塗装一括見積もりを利用してみるといいでしょう。一括見積もりのメリットとしては、インターネットで一度見積もりを依頼することで複数の業者からの見積もりがもらえるという点です。複数の業者から見積もりをもらえるわけですから、必然と自分の家の外壁塗装の相場もわかります。そして業者でも高額の見積もりを出す事もないでしょう。気になる点としては、見積もりの時点で安い額を出して、実際には高額の請求をしてくる悪徳業者がいるのではないか、という点です。それについても、一括見積もりサイトではサイト側が業者を見極めているので、そういった悪徳業者が含まれている心配はほとんどありません。
もちろん価格だけで業者を選ぶわけではないでしょうが、その業者の対応などをチェック・比較するためにも一括見積もりを利用してみましょう。

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