外壁塗装トラブル例

    
     

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思い描いていた色と違う

外壁塗装ではさまざまなトラブルが起こるものです。10年に1度くらいに100万円前後の大金をかけて行うものですから、納得のいかない部分が出てくればクレームとなっても仕方がないことだからかもしれません。
よくある外壁塗装トラブルのひとつとしては、仕上がりを見た時に思い描いていた色と違っているという点です。クレームまではいかないにしても、ちょっと違ったと思う方は少なくないようです。これは何も外壁塗装に限った事ではなく、新築の場合でも外壁の色がちょっとイメージと違ったということは起こりえるのです。
塗料の色を決める場合、たいていは冊子などで見本を見る事になります。また現物の壁の一部を見せられることもあります。実際、その見せられた色と違う塗料を使うということはありません。もちろん業者によっては絶対とは言い切れませんが、それをするメリットがないのですから。では、その見本と同じものを使用するのに、なぜ思い描いた色と違うのでしょうか。それは室内で見た色と屋外で見たのとでは違いがありますし、小さいサイズのものを見たのと壁一面となった場合の見た目が違ってくるからなのです。
実際、見本と違うというトラブルがあっても対応してくれる業者はありません。結局、塗り返した所で気に入った色になるとは限らないからです。そうならないためには、自分が選んだ塗料の色と同じものを使用して塗った家の外壁を直接見てみるのが良いでしょう。ただそれでも、塗ってすぐと、何ヶ月か経過したものではちょっと違ってくるので、その点も加味しておく必要があります。

塗装がすぐに剥がれた

外壁塗装でよくあるトラブルとしては、作業が終わった直後以外にもあるものです。それが塗装が剥がれてきてしまったというケースです。どんな塗料を使用しても年数が経過するにしたがって、どんどん劣化していくものです。また塗料によってもその耐久性が異なりますし、立地や環境によっても劣化の度合いは違いますから、隣の家よりも早く塗装が剥がれた、というだけでは塗装業者の問題という訳ではないかもしれません。
ですが、それでも少なくとも外壁塗装をして5年程程度で剥がれてしまうということはまずないでしょう。特に外壁塗装をしてから1年前後で剥がれてしまったとなれば、確実にそれは業者の失敗と言っていいでしょう。もちろん、それが悪徳業者だったから、経験が少ない業者だったから、とも限りません。実績もあり、失敗もほとんどない塗装業者でも、作業中のちょっとしたミス、環境によって稀に失敗してしまうこともあります。もちろん、それを「稀にこんな事がある」で済まされては納得が行きません。
ただ、優良な外壁塗装業者であれば、そういった万が一に備えて保証がある場合があります。もちろん、悪徳業者、未熟な業者に依頼しないという事が一番の対策ではありますが、優良な業者でも稀にある事ですから、その際にはしっかりと保証してくれるところを選ぶといいでしょう。何年間の保証があるのか、また保証される内容はどのような状況の時なのか、細かく事前に確認しておく事が大切になります。

追加料金を請求された

外壁塗装でのトラブルでは、やはり料金的な面が問題となってしまうケースが多いようです。たいていは見積もりを見て業者選びをするでしょうから、納得済みで契約するのでは?と思うかもしれません。
もちろん、ほとんどの業者は見積もりとほぼ変わらない請求額になるのが一般的です。ですが、一部の業者、特に悪徳業者と言われるような業者に依頼した場合には、見積もり額は安く設定しておいて、いろいろと理由をつけて追加料金を請求し、結果的に最終の請求額が見積もりの時点とは大幅に違うのです。
追加料金として請求される項目はいろいろあり、塗料が足らなくなったので、1缶購入するのにこれだけ追加になります、とか、1日作業が長くなったので、その分の費用をプラスします、場合によっては見積もりには記載せずに足場や養生費用が別料金ですと言われてしまうこともあります。
こういったトラブルを避けるためには、業者選びも重要ですし、しっかりと見積書のチェックも必要です。見積書を見れば、足場や養生費用が含まれているかどうかわかるでしょう。また、見積もりの段階で、どういったケースで追加料金が発生するのかを確認しておくといいでしょう。また、その際にはこれ以上の費用は支払わない、としっかり伝えておくことも大切でしょう。ただ、もし悪徳業者だった場合には、追加料金を支払わないと事前に宣言すると、手抜き作業をされてしまう危険性があります。どっちみちまともな仕事をしてくれる可能性が低くなるのですから、やはり業者選びは非常に重要です。

近隣住民からのクレーム

外壁塗装のトラブル例としては、費用面、仕上がり面等が多いですが、それ以外には近隣住民からのクレームが出てしまう事もあります。
家を建てるのであれば、工事の車が頻繁に出入りしたり、建てる際にはいろいろと騒音もありますから近隣からのクレームがあるのはわかります。ですが、外壁塗装なら塗料を塗るだけなのだからそういった騒音トラブルなどはないだろうと安易に考えている方もいます。ですが、実際は足場を組む際にも金属音が出てしまうでしょうし、高圧洗浄機などで洗浄する際にも激しい音がするものです。当然、作業が終わって足場を撤去する際にも激しい音がするでしょう。また、外壁塗装で起こりえる近隣トラブルとしては、高圧洗浄機を使用した際の洗浄剤や汚れ、塗装の際の塗料が近隣の家や庭に吹き込んでくるということがあるのです。たいした事がない音だろうと思っていても、近隣住民に取ってすれば嫌な音でしょうし、赤ちゃんなどがいればせっかく寝付いたのに騒音で目が覚めた、なんてこともあるでしょう。そしてしっかり養生しているとはいうものの、絶対に隣の家に塗料が飛ばないとは言い切れません。
こういった近隣住民からのクレームが出ないようにするには、やはり外壁塗装をおこなう事を事前に伝えておく必要があります。できれば、作業工程も伝え、この日は足場を組むのでその音がする、この日は高圧洗浄するので、そしていつ頃には終わる予定であるという事を粗品と共に伝えるといいでしょう。事前に伝えていたのと伝えられていないのとでは、やはり感じ方は違うでしょう。

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